【あなたも知らないうちにプラスチックを食べている?!】
クイーンズランド政府観光局さん(Visit Queensland, Australia)、そしてカンタス航空さん(Qantas)と共同で制作したドキュメンタリー、『One World, One Ocean』まだ見ていない方はぜひ見てください!
僕たちがクイーンズランドを旅しながら出会ったウミガメやイルカなどの様々な生き物たち。そんな彼らの存在を脅かしているもの、それが人間の消費するプラスチックゴミです。
クイーンズランドで出会ったある地元の方は、普段は保護区に指定されており上陸が許されていない島を年に一度訪れてボランティアの方々とビーチクリーンするそうです。一年分のゴミがビーチには溜まるので相当な量になるようなのですが、日本製のゴミもかなり多く含まれていると言っていました。日本人の中で海や川にゴミをポイ捨てする人はほとんどいないと思いますが、実は日本のゴミの多く(約150万トン)はアジアに輸出されています。つまり発展途上国に押し付けたゴミが、海外から海に流出しているというなんとも歯がゆい現状があるんです。
1人当たりのプラスチック製の容器や包装の廃棄量が米国に次いで世界で2番目に多いのが日本。生まれくるこどもたち、地球に暮らす生き物たちをおもいやり、プラスチックに対する意識を変えていく必要があるのは、先進国と言われるこの国に暮らす僕たちではないのでしょうか?